時は「ゼンディカーの夜明け」発売間近。
スタンダードのローテーションと共にやってきたこのセットには土地として置ける初の呪文を始めとした魅力的なカードの多数存在するエキスパンションだ。
我が【パルン、ニヴ=ミゼット】も新カードの恩恵を享受することが出来そうだ。(久しぶりに…)
よって数ヶ月ぶりに現在の構築を載せて久しぶりに更新稼ぎを行うことにした。
土地33枚
沸騰する小湖
霧深い雨林
乾燥大地
汚染された三角州
溢れかえる岸辺
血染めのぬかるみ
樹木茂る山嶺
虹彩の願望
Volcanic Island
蒸気孔
神秘の聖域
硫黄の滝
シヴの浅瀬
滝の断崖
灼熱島嶼域
古えの陵墓
統率の塔
宝石の洞窟
セファラドの円型競技場
山
島13
マナ加速19枚
0
水連の花びら
睡蓮の花
魔力の墓所
モックスダイヤモンド
金属モックス
オパールのモックス
1
太陽の指輪
魔力の櫃
2
友なる石
イゼットの印鑑
秘儀の印鑑
独創のタリスマン
Copy Artifact
波止場の激浪者
遵法長、バラル
3〜
連合の秘宝
火想者の器
ファイレクシアの変形者
金粉の水連
妨害22枚
否定の契約
精神的つまずき
白鳥の歌
頑固な否認
払拭
秘儀の否定
遅延
マナ吸収
否定の力
激情の後見
意志の力
偏向はたき
モグの分捕り
水没
乱動への突入
サイクロンの裂け目
紅蓮地獄
横揺れの地震
Mistic Remora
呪われたトーテム像
リスティックの研究
締め付け
サーチ6枚
ギャンブル
神秘の教示者
親身の教示者
目くらましの呪文
商人の巻物
発明品の畝り
ドロー12枚
ギタクシア派の調査
渦まく知識
思案
定業
選択
師範の占い独楽
Wheel of fortune
大慌ての探索
噴出
時のらせん
宝船の巡航
時を超えた探索
勝ち手段2枚
好奇心
知恵の蛇の目
その他5枚
呪文滑り
時間操作
荊州占拠
時間の熟達
運命のきずな
①EDH環境の変化
コロナウイルスによる世界の激動、スタンモダンレガシー等における相棒によるゲーム感の激変と時を同じくして、今年の4月半ばから後半にかけEDH環境にとても大きな変化が2つ起こった。《閃光》の禁止と《偏向はたき》、《激情の後見》の登場だ。
2ターン目でのインスタントkillが現実的であった《閃光》+《変幻の大男》のコンボ、所謂ハルクフラッシュは実現不可能となり、赤、青をそれぞれ含むジェネラルなら使わない理由が無いとまで言えるピッチスペルによるコンボの牽制。この2つによって環境に何が生じたか、それはゲームの低速化とそれに伴うコンバット機会の増幅だ。
前回構築を載せた4月末にはこれらの変化の様子を見ていた段階であったが早半年、環境についていくため数枚のカード変更を余儀なくされた。
何故コンバット機会の増加が問題となるのか、そうレシピを見ていただければお気づきになると思うのだがこのデッキクリーチャーの数がめちゃくちゃ少ないのである。
デッキ内のクリーチャーは《波止場の恐喝者》と《ファイレクシアの変形者》のたった2枚。他のデッキならブロッカーとなってくれるはずのジェネラルも早く場に出る気の一切無い狂気のシンボル×6。いくら初期ライフが普通の倍あろうとも3人からガラ空きの場をぼかすか殴られればほんの数ターンで風前の灯だ。ではどうすれば良いのか?答えは簡単、クリーチャーの増量と全体除去の投入である。
②変更点
前回と変わったのは4枚。
IN
《遵法長、バラル》
《呪文滑り》
《横揺れの地震》
《水没》
OUT
《時間のねじれ》
《墓掘りの檻》
《倦怠の宝珠》
《意外な授かり物》
クリーチャーの増量と言ってもそもそも何故、こんなにもブロッカーの数が少ないのかと言うと根本的にデッキの方向性とクリーチャーというカードタイプが噛み合っていないからである。
ジェネラル降臨後は全てのインスタントソーサリーのカードパワーが飛躍的に上昇するしアーティファクトはジェネラル着地までの速度を早める。妨害能力を持つ置物は、他家の速度こちらが間に合うまで遅らせる。これらの仕事をこのカード達ほどのレベルでこなすクリーチャーは赤と青にはほぼいないのだ。
今回は居ない中でも比較的マシであると考える《遵法長、バラル》、《呪文滑り》を採用した。
・《遵法長、バラル》
スペルのマナコストを一つ下げ、打ち消しにルーティングを付与する。ジェネラル着地までは3あるタフネスで細かい攻撃を防ぎ、後半は攻めと守りをサポートする魅力的な一枚。
・《呪文滑り》
4という高いタフネスとニヴを守る可愛いやつ。《発明品のうねり》が実質除去避けになる。
・《横揺れの地震》
以前から増やしたいと考えていた全体火力を増加した。ニヴを焼かないようなXで打ちつつ追加のバーンで盤面を一掃したい。地味に《目くらましの呪文》対応。
・《水没》
枠の問題で外していたが、ピッチは可能な限り入れたいのとライフを守る意味でも戻した。
外したカード
・《墓掘りの檻》
強力だが《閃光》禁止後は目に見えて聞く相手が減ったため削除。
・《倦怠の宝珠》
《タッサの信託者》を始めとする様々な強力カードに聞くため入れたいが枠の都合で泣く泣く削除。この枠は常に探していきたい。
・《意外な授かり物》
7ドロー系のドブンパターンが発生しにくいデッキの上、ジェネラル着地後ではヘイトが上がり過ぎてしまう上、他家にワンチャンを作ってしまうというカードの性質上欲しい時だけサーチすれば良いという考えになったため《Wheel of fortune》一枚に絞った。本当は《Timetwister》にしたいのでスパチャお待ちしてます。
・《時間のねじれ》
《偏向はたき》の登場により激しく弱体化してしまったため解雇。今までは《誤った指図》という入っていてもおかしくはないレベルのカードのみが裏目であったが、《偏向はたき》という入っていないとおかしいレベルのカードが登場したことによってこのカードは《トレストの密偵長、エドリック》や《龍王オジュタイ》のような追加ターンスペルの枚数が必要なデッキ以外ではリターンに対し、リスクが高すぎるカードに成り下がってしまったと考える。
③終わりに
今年は統率者の年と公式が謳うだけあり、数多くの変化がEDHに生じた。そしてまだまだ「ゼンディカーの夜明け」、そして「統率者レジェンズ」が控えている。
様々な魅力的なジェネラル、強力なカード達が生まれる中で今後も《パルン、ニヴ=ミゼット》という大好きなジェネラルのベストな構築、そしてベストなプレイを出来るよう研鑽していきたい。
スタンダードのローテーションと共にやってきたこのセットには土地として置ける初の呪文を始めとした魅力的なカードの多数存在するエキスパンションだ。
我が【パルン、ニヴ=ミゼット】も新カードの恩恵を享受することが出来そうだ。(久しぶりに…)
よって数ヶ月ぶりに現在の構築を載せて久しぶりに更新稼ぎを行うことにした。
土地33枚
沸騰する小湖
霧深い雨林
乾燥大地
汚染された三角州
溢れかえる岸辺
血染めのぬかるみ
樹木茂る山嶺
虹彩の願望
Volcanic Island
蒸気孔
神秘の聖域
硫黄の滝
シヴの浅瀬
滝の断崖
灼熱島嶼域
古えの陵墓
統率の塔
宝石の洞窟
セファラドの円型競技場
山
島13
マナ加速19枚
0
水連の花びら
睡蓮の花
魔力の墓所
モックスダイヤモンド
金属モックス
オパールのモックス
1
太陽の指輪
魔力の櫃
2
友なる石
イゼットの印鑑
秘儀の印鑑
独創のタリスマン
Copy Artifact
波止場の激浪者
遵法長、バラル
3〜
連合の秘宝
火想者の器
ファイレクシアの変形者
金粉の水連
妨害22枚
否定の契約
精神的つまずき
白鳥の歌
頑固な否認
払拭
秘儀の否定
遅延
マナ吸収
否定の力
激情の後見
意志の力
偏向はたき
モグの分捕り
水没
乱動への突入
サイクロンの裂け目
紅蓮地獄
横揺れの地震
Mistic Remora
呪われたトーテム像
リスティックの研究
締め付け
サーチ6枚
ギャンブル
神秘の教示者
親身の教示者
目くらましの呪文
商人の巻物
発明品の畝り
ドロー12枚
ギタクシア派の調査
渦まく知識
思案
定業
選択
師範の占い独楽
Wheel of fortune
大慌ての探索
噴出
時のらせん
宝船の巡航
時を超えた探索
勝ち手段2枚
好奇心
知恵の蛇の目
その他5枚
呪文滑り
時間操作
荊州占拠
時間の熟達
運命のきずな
①EDH環境の変化
コロナウイルスによる世界の激動、スタンモダンレガシー等における相棒によるゲーム感の激変と時を同じくして、今年の4月半ばから後半にかけEDH環境にとても大きな変化が2つ起こった。《閃光》の禁止と《偏向はたき》、《激情の後見》の登場だ。
2ターン目でのインスタントkillが現実的であった《閃光》+《変幻の大男》のコンボ、所謂ハルクフラッシュは実現不可能となり、赤、青をそれぞれ含むジェネラルなら使わない理由が無いとまで言えるピッチスペルによるコンボの牽制。この2つによって環境に何が生じたか、それはゲームの低速化とそれに伴うコンバット機会の増幅だ。
前回構築を載せた4月末にはこれらの変化の様子を見ていた段階であったが早半年、環境についていくため数枚のカード変更を余儀なくされた。
何故コンバット機会の増加が問題となるのか、そうレシピを見ていただければお気づきになると思うのだがこのデッキクリーチャーの数がめちゃくちゃ少ないのである。
デッキ内のクリーチャーは《波止場の恐喝者》と《ファイレクシアの変形者》のたった2枚。他のデッキならブロッカーとなってくれるはずのジェネラルも早く場に出る気の一切無い狂気のシンボル×6。いくら初期ライフが普通の倍あろうとも3人からガラ空きの場をぼかすか殴られればほんの数ターンで風前の灯だ。ではどうすれば良いのか?答えは簡単、クリーチャーの増量と全体除去の投入である。
②変更点
前回と変わったのは4枚。
IN
《遵法長、バラル》
《呪文滑り》
《横揺れの地震》
《水没》
OUT
《時間のねじれ》
《墓掘りの檻》
《倦怠の宝珠》
《意外な授かり物》
クリーチャーの増量と言ってもそもそも何故、こんなにもブロッカーの数が少ないのかと言うと根本的にデッキの方向性とクリーチャーというカードタイプが噛み合っていないからである。
ジェネラル降臨後は全てのインスタントソーサリーのカードパワーが飛躍的に上昇するしアーティファクトはジェネラル着地までの速度を早める。妨害能力を持つ置物は、他家の速度こちらが間に合うまで遅らせる。これらの仕事をこのカード達ほどのレベルでこなすクリーチャーは赤と青にはほぼいないのだ。
今回は居ない中でも比較的マシであると考える《遵法長、バラル》、《呪文滑り》を採用した。
・《遵法長、バラル》
スペルのマナコストを一つ下げ、打ち消しにルーティングを付与する。ジェネラル着地までは3あるタフネスで細かい攻撃を防ぎ、後半は攻めと守りをサポートする魅力的な一枚。
・《呪文滑り》
4という高いタフネスとニヴを守る可愛いやつ。《発明品のうねり》が実質除去避けになる。
・《横揺れの地震》
以前から増やしたいと考えていた全体火力を増加した。ニヴを焼かないようなXで打ちつつ追加のバーンで盤面を一掃したい。地味に《目くらましの呪文》対応。
・《水没》
枠の問題で外していたが、ピッチは可能な限り入れたいのとライフを守る意味でも戻した。
外したカード
・《墓掘りの檻》
強力だが《閃光》禁止後は目に見えて聞く相手が減ったため削除。
・《倦怠の宝珠》
《タッサの信託者》を始めとする様々な強力カードに聞くため入れたいが枠の都合で泣く泣く削除。この枠は常に探していきたい。
・《意外な授かり物》
7ドロー系のドブンパターンが発生しにくいデッキの上、ジェネラル着地後ではヘイトが上がり過ぎてしまう上、他家にワンチャンを作ってしまうというカードの性質上欲しい時だけサーチすれば良いという考えになったため《Wheel of fortune》一枚に絞った。本当は《Timetwister》にしたいのでスパチャお待ちしてます。
・《時間のねじれ》
《偏向はたき》の登場により激しく弱体化してしまったため解雇。今までは《誤った指図》という入っていてもおかしくはないレベルのカードのみが裏目であったが、《偏向はたき》という入っていないとおかしいレベルのカードが登場したことによってこのカードは《トレストの密偵長、エドリック》や《龍王オジュタイ》のような追加ターンスペルの枚数が必要なデッキ以外ではリターンに対し、リスクが高すぎるカードに成り下がってしまったと考える。
③終わりに
今年は統率者の年と公式が謳うだけあり、数多くの変化がEDHに生じた。そしてまだまだ「ゼンディカーの夜明け」、そして「統率者レジェンズ」が控えている。
様々な魅力的なジェネラル、強力なカード達が生まれる中で今後も《パルン、ニヴ=ミゼット》という大好きなジェネラルのベストな構築、そしてベストなプレイを出来るよう研鑽していきたい。
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